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ブログ | 渡辺 遼 -Ryo Watanabe-


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展示のお知らせ
西麻布の「桃居」にて個展をさせて頂く事となりました。
今回は鉄やステンレスの板を加工した物の他に、蝋型鋳造によるブロンズ鋳物も少し形になりました。
毎日在廊予定です。

寒い日が続きますが、お立ち寄り頂けましたら幸いです。

2013.2.8-2.12
11:00-19:00
会期中無休
〒106-0031 東京都港区西麻布2-25-13
-桃居-


DM72dpi写真.jpg


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ピンとした空気が和らぎ、作業台の上に窓から少し光が差し込みました。作ったものを並べ少し離れたところに座り、ぼんやりと眺めてみます。
ゆるやかな膨らみ、ごろんと、ごつごつと、つるっと、あるいはやや鋭い尖りのある物。
私の作りたかった物は、結局そういう形態でした。 石ころ、樹皮、木の枝、根、何かの断片、あるいは山の連なり。 そういったものと、同じ様な気配のあるものを作る事ができたならと思うのです。曖昧なニュアンスをなんとか形にできたならと。

石器に強く惹かれました。石を加工して物を作り始めた人たち。彼らはいわゆる美の認識を持ち制作していたそうです。石の打ち掻き方を研究し、ひたすらに左右均等の石器を作ろうとした人、それでも石は言う事をきかずにわずかに歪み、捩れ、それに抗う執拗な 打ち掻きの跡、私もそれを美しいと思いました。その時の気持ちを感じる事ができたならと思うのです。

作っていると色々と気になります。ここの膨らみ、あそこの窪み、そこの角。でも、やはりもっとも気になるのは、接する点でした。
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