「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展 第三部 飲む編
「風呂上がりの一杯」なんとも心地よい言葉です。
私は久しぶりに用のあるものをつくりました。
ぼんやりと考えていた物が、少しかたちになったように思います。
Gallery Yamamoto 企画制作
「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展
第三部 飲む編
いよいよここまでやってきた。
お酒もお水もお茶だって、今日は格別。至福のとき。
・ 内田鋼一/器等
・ 辻野剛/飲み物のための器
・ 辻野剛×猿山修/ワイングラス
・ マティアス・カイザー/酒器、蕎麦猪口、ポット
・ 東屋/箸・箸置・小皿等
・ 渡辺遼/箱膳等
・ 田中茂樹/盛り器、花籠等
「Gallery Yamamoto」
2011年7月16日(土)より31(日)
11:00- 17:00 会期中無休
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
0280-56-2444
「さる山」
2011年8月5日(金)より7(日)
13:00- 18:00 会期中無休
東京都港区元麻布3-12-46-和光マンション101
03-3401-5935
「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展
というと皆くすっと笑ってくれる。嬉しい !
この長いタイトルを聞いて、何か想像や連想がはじまったのなら、もっと嬉しい。
ものを選ぶとき、物語があると楽しいと思う。
それぞれのものひとつひとつに、素材や技術、作り手の思い等さまざまな物語があるけれど、それらをどんな場面でどんな風に使うかで、また新たな物語が紡ぎ出せると思う。使い手である私たちは作り手とは違った方法でものに関わることが出来る。ささやかな日常の繰り返しの中で、物語への入り口はいつも開かれるのを待っている。
ようやく春がやって来て、夏に向かうこれからの数か月。楽しい結末を思い描いて、物語ははじまる。あつくなって、お風呂に入って、おいしい一杯を。
是非お出かけ下さい。 山本千夏/Gallery Yamamoto